ラウラウのアジの群

　1999年の９月に「ラウラウビーチに、アジが大発生している」という情報が、あちらこちらから発信されてきました。その数は「数万」と言われます。
　私の友人のエモちゃん、penちゃんは、11月にサイパンを訪れて、そのアジの群を見てきました。
　空港にエモちゃんを迎えに行き、お好み焼きを食べながらの会話。

エモちゃん 「とにかく、すごい数だよ。横井さんなら、すぐフィルムを使っちゃうと思う。」
私　　　　　「そんな数なら、24mmのレンズじゃあ入りきらないね。」
順子　　　　「フィッシュアイレンズを買えば？」
私　　　　　　「ポートと合わせると、10万円以上するよ。」
順子　　　　「でも、アジは今しか撮れないよ。」

　このようにして、私の憧れであったフィッシュアイレンズを手に入れて、年末・年始のダイビングが始まりました。アジの数は、最盛期の半分になっているという話でしたが、アジの群と、それを狙うカスミアジの群とバラクーダ。とにかく大迫力でした。このページでは、その時のラウラウビーチのアジ群の写真を、まとめてご紹介します。

　残念なことに３月に潜った時は、地元の漁師に捕獲されて数が激減していました。ほぼ半年で「アジの大群」から「アジ玉」、そして2000年4月には、「アジ柱」になり、最後には姿を消してしまいました。

　　　　　　