ねえさんと、越前海岸に潜りに行きました。前日から、急に秋めいてきて肌寒い１日でしたが、海峡も良く楽しいダイビングをすることができました。
夏のサイパンに出発する前に、デジカメのハウジングを購入したのですが、サイパンで水漏れを起こしていました。結局、メーカーが新しい物に交換してくれたので、そのデビューのダイビングでした。今回は水漏れもなく、無事に撮影できました。
ポイントに到着してセッティングを始めようとすると、エモちゃんから携帯電話がかかりました。エモちゃん夫妻も越前に来ていて、車ですれ違ったようでした。１本目は、ねえさんと２人で、２本目は４人で潜りました。
撮影機材
<カ メ ラ> CAMEDIA C-4040ZOOM
<ストロボ> 内蔵ストロボ
岩に着いて回り始めようとすると、ショップツアーのガイドさんが、岩陰を照らしてお客さんに何か見せていました。上の方で、そのツアーがいなくなるのを待って、その岩陰をのぞいてみると、マツカサウオがいました。私は初めてみることができた魚でした。
その後は、岩を回り、いつものように、スズメダイや砂地のハゼなどを写していました。
沖側でサラサエビを見ていると、エモちゃん夫妻が泳いでいるのが見えました。ねえさんは、アオリイカを写しています。ねえさんの写しているイカの群れを写そうとして沖の方へ目を凝らすと、何か大きなものが泳いでいます。近寄ってみると、とてつもなく巨大なクラゲでした。
この大きさは、ねえさんと比べていただければわかると思います。
とにかく、びっくりしました。
ダイビングが終わり、タンクを借りた越前ダイブの山口さんに、「こんなクラゲがいた」と話をしたら、名前だけはきいたことのあるエチゼンクラゲだそうです。毎年、見ることができるそうですが、今年は例年よりは早い時期に来ているようです。
家で図鑑を調べると、クラゲの中では最大種だそうで、食用・美味とありました。
２本目も軍艦岩で潜りました。今回はエモちゃん夫妻と一緒です。１本目でエチゼンクラゲを見た場所に行って、ねえさんと「ここに、いたよね」と合図をし、ふと水底を見ると、またいました。１本目より小さな個体でした。動かず触手を魚に突かれていたので、死んでいたのかもしれません。
寒かったので、早めに浅場に戻って、水深５mぐらいで岩の周りを１周して、早々にエギジットしました。
<2002年9月15日 掲載>
